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鹿児島市再生可能エネルギー推進課担当者インタビュー

再生可能エネルギー推進課担当者インタビュー

平成25年度に設置され再生可能エネルギーの推進と環境対応車の推進に努めている同課。
鹿児島市役所みなと大通り別館6階のソーホーかごしまにて、鹿児島市再生可能エネルギー推進課 主査の下原さんに課題について伺った。

―よろしくお願いします。早速ですが、再生可能エネルギー推進課のご紹介をお願いします。

よろしくお願いします。再生可能エネルギー推進課の主な役割のひとつが再生可能エネルギーの普及・推進です。再生可能エネルギーはとても幅が広く、太陽光・風力・地熱・バイオマス・地中熱・温泉熱・太陽熱など化石燃料に頼らないもので、具体的な普及推進としては、住宅等の太陽光発電システムの設置に対する補助であったり、それに付随する蓄電池・燃料電池の設置で、創るエネルギーと使うエネルギーがイコールになるゼロエネルギー住宅の整備支援や、太陽熱などの熱エネルギー利用を公共施設に入れられないかの調査なども行っています。もうひとつは環境対応車の普及・推進です。電気自動車の購入補助であったり、ハイブリッドや天然ガスのトラックにも補助を出すなどしています。どちらも地球温暖化対策につながるという視点で2本立ての取組を行っています。

―ありがとうございます。では今回の課題について伺いたいと思います。燃料電池自動車(FCV)の車体ペイントのデザイン募集ということですが、まずはこのFCVの特徴について教えていただけますか。

FCVは、燃料となる水素と空気中の酸素の化学反応によって発電した電気で走る次世代自動車です。そのため走行中CO2等の温室効果ガスを排出しない車です。災害時などの際は、FCVで作られた電気を取り出して利用することもできます。
燃料となる水素を供給する水素ステーションが鹿児島になかったのですが、今年度水素ステーションが本市にできることになったことが今回の導入のきっかけです。水素ステーションは2020年2月に完成し、4月から供用開始が予定されています。

―FCVの導入にはどのような目的・狙いがありますか。

鹿児島市がFCVの導入に取り組むことによって普及を推進し、最終的な目標としては地球温暖化対策につなげたいと考えています。まずは市民の皆さんにFCVを街中で見かけてもらうきっかけを作り、取組に対する認識が深まること、話題になることが重要だと思います。FCVを見かけて何だろうと興味をもってもらったり、検索してもらったりして取組を知ってもらえると良いですね。

―導入予定の車種・車体カラーを教えていただけますか。

7月下旬に決まったところなんですが、今回導入するFCVの車種はトヨタのMIRAIになります。下地の色は「ツートーン ピュアブルーメタリック」です。詳しくはメーカーのホームページで確認いただけると良いですね。
メーカーホームページURL:https://toyota.jp/mirai/

―ペイントできる部分はボディ部分全箇所ということで良いでしょうか。

はい。ボディ部分は全部ペイントできると思います。塗装を行う予定ですが、デザイン・予算によってはカッティングシート等になる可能性もあります。

―これだけは入れて欲しい内容というのはありますか。

キャッチコピーや特定のマークなどはなく、先ほども申し上げましたが、FCVを見かけて何だろうと興味をもっていただくようなデザインをお願いします。また、鹿児島市の公用車とわかるようにもしていただきたいです。

―現在鹿児島市が導入している環境対応車には、電気自動車やハイブリッドカーもありますが、そことの連動性みたいなものは必要ありませんか。

そうですね。確かに鹿児島市の公用車として導入している電気自動車などは桜島とECOを組み合わせたマークがあしらわれています。環境対応車の普及という目的としては一緒ですが、FCVの先進的イメージをデザインしていただきたいですね。

―FCVが使用される場面としては、どんなときが考えられますか。

公用車として2020年2月に導入、環境未来館のスタッフが活用するほか、環境未来館で展示などする予定です。FCV導入のお披露目は大々的にできればと考えていますし、環境未来館も2020年3月にリニューアルオープンする予定なので、そちらの展示やイベント時にも利用する予定です。

―どのようなデザインが良いと思われますか。

そうですね。こんなものがいいという具体的なイメージはありませんが、鹿児島ではまだ1台も走っていない車になりますので、遭遇する確率としてはとても低い。ですがSNSなどで見たよとか、そういう情報発信も含め注目してもらえるようになると良いなとは思います。
かごりんに1台だけピンク色があったり、四葉のタクシーを見かけるとラッキーみたいな感覚で見つけてもらえるようになると嬉しいですね。
学校などに行って環境対応車ってこういうものがあるんですよという紹介に行くこともあると思いますので、子どもたちにも話題になってほしいですが、だからといってキャラクターを全面に押すようなものではない気もします。公用車でもありますので、あまり奇抜すぎるものは好ましくないのかなと思います。

―ありがとうございます。最後に応募者の方々にひとことお願いします。

FCVの導入は、鹿児島ではじめての取組になるので、とてもインパクトがあると思っています。ぜひいいデザインを考えていただき、FCVの普及が進み、温暖化対策にもなって、未来のこどもたちのためのいい環境を残せる。そういう思いでがんばっていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。