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相良酒造株式会社担当者インタビュー

相良酒造担当者インタビュー

享保15年(1730年)の創業から今年で289年、鹿児島市でも歴史のある古い蔵元の一つ相良酒造。昔ながらの味にこだわり、小規模だからこそできる丁寧な手作業を大切に焼酎造りをしている同社。JR鹿児島駅近くの柳町にある工場兼事務所にて11代目相良由美子さんに課題についてうかがった。

―よろしくお願いします。早速ですが、御社のご紹介をお願いします。

よろしくお願いします。弊社は創業から280年を超える老舗の造り酒屋です。代表銘柄である「相良」や初代の名前を冠した「相良仲右衛門」などを造っております。

―江戸時代から続く老舗なんですね。すごいですね。

はい。西南戦争で官軍に酒蔵や住居を焼かれたり、大正の桜島の大噴火も経験したり、太平洋戦争の空襲で全て焼かれてしまったり、ご先祖様はすごく苦労したと聞いております。

―ありがとうございます。では今回の課題となる商品について伺いたいと思います。今年、令和元年に仕込んで来年の夏くらいに発売予定の新商品ということですが。

はい。そうです。この焼酎は、紫芋と黒麹を使用します。紫芋は赤ワインやヨーグルト風味の香りがすると言われています。仕込んでみないと分かりませんが、女性が好む香りを目指しています。また、少量仕込みになりますので本数限定での販売を予定しています。あと、普段焼酎を飲まなかったり、アルコールが少し苦手だったりする方や、20~40代の女性の方が、例えば、焼酎を飲むのではなくアロマのようにお風呂に少し入れて焼酎の香りでリラックス効果ができたりしたらいいなとも思っています。あ、ラベルとかに「お風呂用」とかって大々的に記載したらダメって言われているので記載はNGです(笑)

―なるほど。この新商品は今までの御社の銘柄とは方向性などが違うんですか?

はい。今まで弊社では昔ながらの伝統を守ったイメージで商品開発をしてきました。今回は女性やいままで弊社を知らなかった層の方にも手に取っていただけたらと思っています。具体的には大都市圏を中心とした20代~40代の女性がターゲットになると思います。

―商品名は決まっていますか?

商品名は今までのような漢字ではなく「tomorrow」を予定しています。この商品を飲んで「今日はゆっくり休んで明日も一日頑張ろう」というようなイメージです。ただ、デザインを考える上で違う良い商品名があれば、ご提案いただければ検討したいと思います。

―販売予定の場所はどのあたりでしょうか。

鹿児島および大都市圏を中心に現在お取引がある小売店さんとかがメインになる予定です。小売店さん経由でamazonなどネット販売もされるかもしれません。あとは、これは希望なんですが、女性のお客様が多いデパートさんや雑貨屋さんなどにも置いていただけたらいいなと思っています。

―デザインやカラーリングなどで考慮してもらいたい点などはありますか。

瓶は青いフロスト(磨りガラス)の瓶を使用する予定です(仕様詳細参照)。ラベルの全体的な雰囲気の色は淡い感じ、例えばパステルカラーとかがいいのかなあ。あと、紫芋は女性が好む香りがすると言われているためリラックスして頂けるのではないかと思っています。なので、これはあくまで私のイメージですが、小人や妖精がマグカップのお風呂に入ってリラックスして幸せそうな表情をしているような感じをイメージしています。あくまで私のイメージなので皆さんが感じたイメージをデザインしてもらえればと思います。

―ありがとうございます。最後に応募者のみなさんにメッセージをお願いします。

今回の商品は限定商品ですがはじめて女性をターゲットにした商品になります。お酒を苦手な人にも受け入れやすい香りを重視した商品にしようと思っています。また、飲み終わった瓶に花を一輪さして花瓶代わりに使ってもらったりするようなかわいいデザインだったらいいなとも思っています。皆さんのデザインを非常に楽しみに待っています。よろしくお願いいたします。