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小正醸造担当者インタビュー

小正醸造担当者インタビュー

薩摩本格焼酎の蔵元として3代に渡り歴史を刻んでいる小正醸造株式会社。さつま小鶴や赤猿をはじめとした芋焼酎の他、メローコヅル、小正の梅酒など数々の焼酎・リキュールも開発する。平成19年には「小鶴農園」を開園。常に新しいことにチャレンジする精神を忘れない同社。本社営業所にて、総合企画部主任の永井雄介さんと末鶴智恵美さんに課題について伺った。 

―よろしくお願いします。早速ですが、御社のご紹介をお願いします。

はい。弊社は明治16年に鹿児島で創業いたしました。以来焼酎一筋に歩んでいる会社です。日本ではじめて樽に貯蔵した米焼酎を製造したり、ノンアルコールの焼酎を業界で初めて造ったり、今回の黒酢のリキュールもですが、いままで世の中になかったものを作り出す「チャレンジ精神」を大事にしている会社でもあります。

―ありがとうございます。では今回の課題となる商品について伺いたいと思います。

黒酢と芋焼酎をコラボレーションしたリキュール「黒酢のお酒」です。黒酢は「坂元の黒酢」で有名な坂元醸造さんの黒酢を使っています。2016年の6月に販売しはじめました。アルコール度数は12度で飲みやすいリキュールになっています。こちらの商品のボトルラベルと外箱のデザインを希望します。

―ターゲットはどのへんでしょうか。

基本は女性向けです。黒酢が入っている商品ですので、健康志向の20代~50代くらいの女性をターゲットにしています。ただ、現状の商品はパッケージデザインの問題なのか、なぜか中年男性に売れています。元々焼酎自体が40代以上の男性に売れる商品ですのでわからなくはないのですが、それにくわえ、「黒酢」を全面に押し出したデザインになっているので、その影響もあるのではないかと考えています。

―販売価格はどのぐらいを想定されていますか。

1,200円(税抜)です。箱などにコストがかかる場合、少し値段を上げることなどでの対応も可能です。

―販売場所はどこになりますか?

現在は鹿児島の土産売店、全国の酒類専門店や一部ドラッグストアで売っています。今回のリニューアルを機により多くの小売店、飲食店などに置いていただき飲んでいただきたいと思っています。ネット通販でも販売します。

―黒酢を強調するデザインにする必要はありますか?

発売当初は「坂元の黒酢」が生きるようにそっちに寄った形で作りました。ただ今回のリニューアルでは、ヘルシー、健康志向など少しやわらかい感じのデザインだとうれしいかなと思っています。「坂元の黒酢」のロゴはいれる必要ありません。商品が女性の部屋に置いてあっても違和感のないデザインがいいですね。

―色も変更可ですか?

現在は赤白が基調ですが、特にこだわってはいません。変更可能です。

―ボトル自体の提案もありなんですか?

ありです。容量はほぼ同じである必要はありますが、ワインの瓶や他の瓶でもOKです。彫刻が入っていたり、形状が複雑な瓶は厳しいですが、一般的な瓶ならば大丈夫です。

―デザインをする際に考慮しなければいけない要素はありますか?

お酒ですので、お酒の表示事項で必要なものは必ず考慮してください。応募の際にダウンロードできるものを仕様でご提供しますので確認をお願いします。

―希望するデザインはありますか?

女性の部屋にあっても違和感がないものを希望します。捨てないで飾っておくようなボトルや箱だといいですね。女性がこの商品を飲むことで活力が生まれたり、健康志向な方が手に取ってくださったりするようなデザインが希望です。

―ありがとうございます。最後に応募者の方々へメッセージをお願いします。

今回、アワード課題に応募したのは、社内だけだと意見が偏り、あまり面白いものが出てこないので、全国のデザイナーさんにいろんな目線でデザインをしてもらいたいと思い応募しました。いままでに見たことのないようなデザインが出てきたらうれしいです。すごく楽しみにしています。ご応募よろしくお願いします。