かごしまデザインアワード2017学生部門

「桜島フェリーをもっと利用してもらうための企画やアイディアの募集」

(サービスデザイン)
鹿児島市内の
学生限定
昨年の熊本地震ではダンボールで作った簡易ベッドが多くの避難所で活用されました。常日頃、運搬用の箱として利用されているダンボールですが、まだまだいろいろな活用の仕方があるのではないでしょうか。そこで、今回は、軽くて丈夫なこのダンボールの新しい利用アイデアを募集します。災害時に役立つアイデアや日常生活で何かの代わりに活用するアイデア、学校生活で欠かせないものとして利用するアイデアなど、ダンボールの可能性をもっと広げるような企画やアイデアをデザインし、鹿児島から日本全国や世界へ発信しましょう。
■募集内容 「鹿児島×ダンボール×○○=新しいカタチ」
防災?生活?学校?ダンボールを使った新しいアイデアを募集します!
※課題企業:エス・パックス株式会社
□ 1次審査はアイデアシートのみ。
□ 2次審査は企画案プレゼンおよびデザイン(イラスト、設計図など)を予定。
■賞品 学生大賞 5万円分の商品券 (副賞 課題企業商品等)
優秀賞 1万円分の商品券
■応募期間 2017年7月5日(水)~10月10日(火)
■参加資格 鹿児島市在住の学生または市内学校へ通学するもの(高校生以上)。個人やグループ、年齢、性別、国籍は不問(応募点数の制限なし)。作品は国内外未発表のものに限る。
■提出物 応募用紙、アイデアシート
■応募方法 応募用紙をダウンロード(もしくは学校の先生が配布)し必須事項を記入の上、アイデアシートを添えて各学校の担当先生へ提出。
■選考方法 「かごしまデザインアワード審査会」を設置し、同会にて選考します。
審査員 : ウジトモコ氏(株式会社ウジパブリシティー代表取締役)
丸尾弘志氏(日経BP総研 マーケティング戦略研究所 上席研究員)
廻健二郎氏(デジタルハリウッド株式会社取締役COO)
■スケジュール ●集中セミナー : 1日でアイデアを提出する集中セミナーを開催(希望者、定員超える場合は抽選)
日時 : 2017年8月22日 場所 : エス・パックス株式会社・本社 定員 : 20名
内容 : ダンボール工場見学・企画セミナー
詳細はこちら
●第1次選考 : 提出された応募用紙&アイデアシートにて書類選考
※選考結果は学校を通じ2017年10月20日までに連絡します。
●第2次選考 : プレゼンテーション審査予定
日時 : 2017年11月14日(予定) 場所 : ソーホーかごしま(予定)
※第2次選考結果は学校を通じ2017年11月28日までに連絡します。
●表彰式&最終プレゼン : 最終プレゼンを実施し学生部門大賞を決定します。
日時 : 2017年12月26日 場所 : 未定
注意:この部門は、鹿児島市在住の学生または市内学校へ通学するもの(高校生以上)を対象としたコンテストです。

■応募用紙等のダウンロード

  • ・作品受付期間は2017年7月5日~2017年10月10日です。
    ※郵送必着、メール送信完了
  • ・メールで応募する場合、添付ファイルはPDFのみとします。また、ファイルサイズは合計5MB以下でお願いします。難しい場合は郵送でお願いします。

作品応募先、問い合わせ先

〒892-0831
鹿児島県鹿児島市船津町1-11創企堂内  「かごしまデザインアワード2017事務局」宛
電話:099-239-0253 FAX:099-239-0254  メール:
※お問合せ等対応時間は平日の10時~17時です。

■エス・パックス担当者インタビュー

ダンボールの製造販売等を行う会社として鹿児島市に本社を置くエス・パックス株式会社。大手メーカーの鹿児島工場で使用するダンボールや菓子メーカーのダンボールなど地場産業のパートナーとしてなくてはならない存在である。また、「暖段はこベッド」というダンボールで作った簡易ベッドは熊本震災で利用され、鹿児島市とも災害発生から72時間以内に避難所に供給するという協定を結んでいるという。そんな同社本社にて、武田さんと別府さんに課題について伺った。

―よろしくお願いします。早速ですが、御社のご紹介をお願いします。

弊社は大正8年創業で2019年に100周年を迎える、地場産業に密着した企業です。包装資材に関する様々なものを扱いますが、ダンボール生産が主力になっています。南九州(鹿児島・宮崎・熊本)の3県と沖縄が主な商圏です。

―ありがとうございます。ダンボールの製造販売などを行う会社さんとのことですが、ダンボールの特徴をおしえていただけますか?

まず、ダンボールはエコ商品です。日本国内のダンボールはリサイクルシステムが確立されており、家庭や職場で発生する使用済みダンボールは95%以上が回収され、製紙工場で再び紙となり、新しいダンボールへ生まれ変わります。また、ダンボールは軽量ですが頑丈です。ですから商品を目的地まで安全に保護して輸送するのに最も効率的な包装と言えます。また、茶色が多いダンボールですが、実はキレイな印刷をすることも可能なんです。あと、ダンボールの弱点としては湿気に弱いことがあげられます。ただ、ダンボールの発祥はイギリスで1856年のビクトリア王朝時代の紳士がかぶるシルクハットの内側の、汗を吸い取る素材として発明されたんです。でも、これって湿気に弱いこと=汗止めになるという、現在、弱点だと言われているところが発祥なんです。ということは、その弱点としての捉え方も考え方次第なのかもしれませんね。

―御社で取り扱うダンボールはどんなときに利用されることが多いんですか?

メインは1次産業(農業、漁業等)で使用される発送用ダンボールケースと加工食品(菓子等)を保存・発送するダンボールケースが主体です。最近は、保存や発送用としての役割にプラスして、商品の付加価値を高めてより売れるようにダンボールのデザイン自体をおしゃれにしたりするものも増えてきています。

―なるほど。他にはどんな利用がありますか?

昨年の熊本震災の時、隣県として鹿児島県より弊社が要請され、いち早く、全国段ボール工業組合連合会で推奨されたダンボール製の簡易ベッドを、熊本県に300セット供給しました。ダンボールの特徴として短期間にたくさん製造できることがあるんですが、これにより即時納品ができました。このダンボールベッドにより、避難所でのエコノミー症候群等を含む2次健康被害を軽減することができたのではないかと思います。ダンボールの特徴を生かせば、災害時などに利用できることもまだまだあるのではないかと思っています。

―ありがとうございます。今回の課題で考慮すべき点はありますか?

はい。みなさんからいただいたアイデアを実際に製造して商品化をしたいと思っているので、大量生産できるような汎用性のあるアイデアを希望します。ですから、ダンボールを使ったアート作品のようなものは採用されないかもしれません。

―最後に応募者の皆さんへメッセージをお願いします。

ダンボールは皆さんにとっても宅配便やスーパーなどで見かけるすごく身近なものだと思います。商品を保護する輸送用の包装材としての四角いダンボールではないダンボールの新たな用途やこれに適した形状デザインの提案など、若い感性や斬新な発想でアイデアを出してもらいたいと思います。災害時の簡易ベッドのように、ダンボールにはまだまだ新たな用途の可能性があると思っています。楽しくて商品化が可能なアイデアをお待ちしています。御応募よろしくお願いします。