かごしまデザインアワード2016学生部門

「桜島フェリーをもっと利用してもらうための企画やアイディアの募集」
(サービスデザイン) 桜島フェリーロゴ かごしまデザインアワード2016 学生部門 鹿児島市内学生対象
鹿児島市内の
学生限定
鹿児島市と桜島を結ぶ航路「桜島フェリー」。鹿児島市街地と桜島はもちろん、薩摩半島と大隅半島を結ぶ大動脈として利用されている。それ以外にも、よりみちクルーズや納涼観光船など様々なサービスも展開しています。そんな桜島フェリーの可能性をもっと広げるような企画やアイデアをデザインしましょう。
■賞品 学生大賞 5万円分の商品券
※副賞 課題企業商品等
優秀賞 1万円分の商品券
■募集内容 「桜島フェリーをもっと利用してもらうための企画やアイデア」
●1次審査はアイデアシートのみ
●2次審査は企画案プレゼンおよび販促物デザインを予定
※桜島フェリーのサービス内容はホームページやパンフレットを参照のこと
■応募期間 2016年7月20日〜11月10日
■提出物 応募用紙、アイデアシート
■応募方法 応募用紙をダウンロード(もしくは学校の先生が配布)し、必須事項を記入の上、
アイデアシートを添えて各学校の担当先生へ提出。
■選考方法 「かごしまデザインアワード審査会」を設置し、同会にて選考します。
[審査員:赤瀬浩成氏(メイド・イン・ジャパン・プロジェクト株式会社 代表取締役)、ウジトモコ氏(株式会社 ウジパブリシティー代表取締役)、杉山知之氏(デジタルハリウッド大学学長)、丸尾弘志氏(日経デザイン編集長)](五十音順)
■スケジュール ●第1次選考:提出された応募用紙&アイデアシートにて書類選考
 ※選考結果は学校を通じ2016年11月18日までに連絡します。
●第1次選考通過者対象集中セミナー:選考通過者を対象にセミナーを開催(希望者のみ)
日時:2016年11月26日(予定)
場所:桜島港ファリーナーミナル3F大会議室(予定)
内容:選考通過アイデアのブラッシュアップおよびプレゼン実習。販促物のデザイン基礎学習およびデザイン仕様の策定
●第2次選考:プレゼンテーション&販促物デザイン制作物
日時:2016年12月10日(予定)
場所:ソーホーかごしま(予定)
※第2次選考結果は学校を通じ2016年12月20日までに連絡します。
●表彰式&最終プレゼン:最終プレゼンを実施し、学生部門大賞を決定します。
日時:2017年1月17日(予定)
場所:未定
■参加資格 鹿児島市在住の学生または市内学校へ通学するもの(高校生以上)。個人やグループ、年齢、性別、国籍は不問(応募点数の制限なし)。作品は国内外未発表のものに限る。
注意:この部門は、鹿児島市在住の学生または市内学校へ通学するもの(高校生以上)を対象としたコンテストです。

■応募用紙等のダウンロード

  • ・作品受付期間は2016年7月20日~2016年11月10日です。
    ※郵送必着、メール送信完了
  • ・メールで応募する場合、添付ファイルはPDFのみとします。また、ファイルサイズは合計5MB以下でお願いします。厳しい場合は郵送でお願いします。

作品応募先、問い合わせ先

〒892-0831
鹿児島県鹿児島市船津町1-11創企堂内  「かごしまデザインアワード2016事務局」宛
電話:099-239-0253 FAX:099-239-0254  メール:
※お問合せ等対応時間は平日の10時~17時です。

鹿児島市船舶局(桜島フェリー)担当者インタビュー

昭和9年の開通以来、鹿児島市と桜島を結ぶ世界的にも珍しい24時間運用のフェリー航路。薩摩半島と大隅半島を最短で結ぶ交通機関でもある。近年、「よりみちクルーズ」や「納涼観光船」などの様々なサービスも展開している「桜島フェリー」。そのフェリーをもっといろんな人に利用してもらうために、日々奮闘されている鹿児島市船舶局営業課主査の大嶺さんと営業課主任の増山さんに、学生部門の課題となった「桜島フェリーをもっと利用してもらうための企画やアイデア」についてお話を伺った。

―よろしくお願いします。それでは、桜島フェリーの紹介をお願いします。

桜島フェリーは昭和9年に旧西桜島村の村民の生活航路・通学航路として事業を開始しました。それまでは各地域に航路があって、それぞれの地域ごとに物資を運んでいましたが、桜島フェリーの就航後、桜島地域と市街地だけではなく、薩摩・大隅両半島を結ぶ海上交通機関として多くの住民や観光客に親しまれています。また桜島は活火山ですので有事の際は、住民の命を守る避難船としての役割も担っています。現在、船舶を6隻保有しており、1日の発着数は70航海(140便)と国内有数の規模を誇るほか、桜島港と鹿児島港を約15分で結ぶ通常航路を24時間運航しております。錦江湾から眺める雄大な桜島と溶岩原や市街地の景観は、日本だけでなく海外の観光客からも大変好評をいただいています。

―ありがとうございます。通常の運搬業務以外にもいろいろされているんですね。

主な業務は大きく2つに分けられます。ひとつは定期便の運航、もうひとつはクルーズ船などの運航です。毎日11:05発の鹿児島港から桜島港までの約50分間の「よりみちクルーズ」。春と秋だけ限定で行われる、桜島・錦江湾ジオパークの魅力を体感できる「錦江湾魅力再発見クルーズ」。毎年夏休み期間中に開催されていて、夏の風物詩にもなっている「納涼観光船」。昨年から開催している長時間運航が可能な新船「サクラフェアリー」の特徴を生かした「ロングクルーズ」は、これまでにないものをと思い大人のためのナイトクルーズと、ファミリー向けのハロウィンクルーズなどを企画しました。その他には納涼期間中を中心に、「貸切船」としてもご利用いただいています。

―フェリーは1隻ずつ特徴があるんですか。

はい。現在、6隻のそれぞれ特徴的なフェリーを保有しております。一番新しいものが先ほど話に出ました「サクラフェアリー」という船舶で昨年の4月より就航しています。他の船にはない特徴として、フェリーの最上階にスカイデッキがあります。また、通常は重油をたいて走りますが、この船は電気推進船と言って電気で走るフェリーです。「サクラエンジェル」も同じ電気推進船です。他の船も、作られた時期や性能、デザインがそれぞれ違いますが、一番古いタイプのものは「第十三桜島丸」です。これは屋上に五角形の展望室があるのが特徴になりますね。

―ありがとうございます。先ほど出た「錦江湾魅力再発見クルーズ」は、ホームページを拝見すると、体験プログラムを行っているですが、どのようなことをされていますか。またクルーズイベントの告知はどういう方法でされているんですか。

「錦江湾魅力再発見クルーズ」の体験プログラムは、クルーズ中の船内にて、とじこメールという火山灰を利用して絵葉書をつくるワークショップなどを開催しています。他もそうですが、イベントの告知については、市民のひろばや桜島フェリーのホームページ等で行っている他、テレビやラジオでも情報を流しています。

―なるほど。では、学生部門の課題として応募された理由はどのあたりにありますか?

はい。いま説明したこれらの各クルーズについて、まだまだ認知度が低く利用者数が伸び悩んでいるのが現状です。通常定期便でのフェリーへの乗船の増加も含め、貸切船やクルーズなどももっとたくさんの人にご利用いただけるような、斬新なアイデアをぜひ若い方々の柔軟な発想でどんどん出していただきたいと思い応募致しました。

―アイデアを出してもらう上で考慮してほしいことはありますか。

そうですね、フェリー全体の漠然としたアイデアより、定期便とか納涼船など具体的に的を絞ったアイデアが良いですね。桜島とは切っても切れない関係にありますが、今回は桜島の魅力向上ではなく、桜島フェリー自体を目的としてもらえるようなものをお願いしたいです。タレントを起用するような大きくコストがかかるものや、料金を安くするといった利用客は増えても収益を大きく下げるようなものではなくて、乗船自体にワクワク感がもてるものや、非日常を感じられるもの、ストーリー性を感じられものなどが理想的ですね。公営企業である以上、定期便などの他とのバランスもあるので、料金は変えられないものと思ってください。あと、フェリー内で火気使用を前提としたイベントなどをもし提案したい場合はカセットコンロや電気調理器なら使用可能です。音楽を大音量で演奏することなども可能です。クルーズについては、現在学生などの若い方の乗船が少ないので、若い人たちにも興味を持ってもらえるような新しい視点のアイデアをお願いしたいです。

―考慮してもらいたいことの中で、タレントを起用するような大きくコストがかかるものではなくというのがありましたが、予算規模などは想定されていますか。

そうですね、現実的な予算規模を出すことでアイデアを狭める妨げになってほしくないので、明示したくないというのが正直なところですが、先ほども挙げたように、アイドルを呼んでフェリーでライブみたいなアイデアは今回は無しでお願いしたいです。あと、コストの目安の一つとしては、現状実施しているクルーズ企画の規模なら実現可能ではないでしょうか。

―最後に応募いただく学生の方々にひとことお願いします。

はい。桜島フェリーは、桜島港・鹿児島港を移動するときに利用する交通機関というイメージが強く、地元の方でも桜島や錦江湾を楽しむために様々なクルーズを実施しているということはあまり知られていないと思います。これまでのイメージを払拭し、桜島フェリー事態を目的としてもらえるような、斬新でワクワクするアイデアが出てくることを楽しみにしております。また、学生さんなど、若い方に乗ってもらえるアイデアなども、ぜひお聞きしてみたいと思っております。学生の皆様、よろしくお願い致します。