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ビッグファイブ担当者 担当者インタビュー

ビッグファイブ担当者会社担当者

鹿児島の特産品・黒豚を使った餃子の製造・販売で知られる株式会社ビッグファイブ。国内産の素材にこだわり、安心・安全かつ手軽に調理ができるバリエーション豊富な商品を展開している。そんな同社の原点は、創業時に販売していたピザにあった。そこで今回は、鹿児島市東開町にある本社にて、取締役の川原健司さんに課題に込められた思いについてうかがった。

―餃子屋さんの原点がピザにあったとは、とても意外な感じがしました。

川原:現社長は私の母なのですが、もともと喫茶店を経営していまして、その店の人気メニューがピザだったんです。その後、そのピザのデリバリー業を始めました。それが、平成3年に創業したピザファイブです。

―では、そのピザファイブがビッグファイブの前身なのですね。

川原:はい。母がピザ屋をしながらアイドルタイムに黒豚餃子を開発し、商品化してみたところ、とても好評だったんです。そこからうちの餃子屋さんとしての商いがスタートし、平成7年にビッグファイブを設立しました。

―なるほど。創業20周年を機に、あらためてピザを発売されるということでしょうか。

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川原:餃子を主力にしてからも、イベント時を中心として細々とピザの製造も続けていました。しかし、創業から20年を経て、もう一度原点に立ち返ろうということで、昨年の春からあらためて商品開発に取り組んだんです。せっかくならば、餃子屋さんならではのピザにしたいと、餃子づくりで培ったノウハウを活かして、「5PIZZA」というブランドとしてシリーズ化しました。

―よく分かりました。では、ビッグファイブさんが今回、かごしまデザインアワードに応募された理由をお聞かせください。

川原:「5PIZZA」シリーズは、味や食感にはとことんこだわって開発しましたが、最後の段階でデザインの練り込みが少し足りなかったかなと昨年から考えていました。そんなタイミングで今回のお話をいただいたので、ちょうどいい機会だと思い、応募させていただきました。

―「5PIZZA」というブランド名には、どのような思いが込められているのでしょうか。

川原:創業者である母は、会社と5人の子どもが大きく育ちますようにという思いを込めて、ビッグファイブという社名を付けました。「5PIZZA」は、会社の前身の「ピザファイブ」をアレンジしたものです。5という数字を使った五ツ星という言葉もありますし、企業や商品も五ツ星の評価をお客様からいただけるようにしていきたいですね。

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―先ほど試食させていただきましたが、餃子の皮を彷彿とさせるパリッとした食感がいいですね。

川原:ありがとうございます。トッピングを美味しく味わっていただくためにも、パリパリのクリスピーの素材感がしっかりと出るピザを作りたいというのが開発のコンセプトでした。生地が薄いから、ご家庭のトースターで5分焼くだけで簡単にパリッとしたピザが出来上がりますよ。

―トッピングの素材も厳選されたものですね。

川原:ピザに欠かせないチーズは、糸引きが良く独特の旨みがある北海道産のモッツアレラチーズを使っています。また、二日間かけて煮込むスパイスたっぷりのトマトソースは、創業時のレシピをそのまま受け継いでいます。保存料を極力抑えた鹿児島県産の黒豚ウインナーは切り方にもこだわり、黒豚みそはオリジナルです。

―そんなこだわりのピザのターゲット層はやはり女性でしょうか。

川原:メインターゲットは30〜40代のお子さんのいらっしゃる女性ですね。ご家庭で手軽に簡単に食べられるピザですので、お子さんの軽食にもぴったりです。また、パリッとした食感がワインに合うという声もありまして、おつまみとしても美味しく召し上がっていただけると思います。

―販売はどのようなスペースを想定されていらっしゃいますか。

川原:いま冬に向けて販売戦略を練っているところでして、まだ大規模な展開は行っていません。今のところは、直営店と自社の顧客向けDMで販売しています。弊社の主力商品はやはり餃子ですので、5PIZZAについては今後も直営店や自社の通販サイトでの販売がメインになると思います。

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―なるほど。では、デザインを応募してもらうにあたり、デザイナーさんに考慮してもらいたいことはありますか。

川原:5PIZZAシリーズには現在3商品(黒豚ウインナー、黒豚みそ、4種のチーズ)がありますが、ラインナップは今後増えていく予定です。そこで、今回はシリーズ共通のラベルデザインをお願いします。指定のロゴはありますが、お客様に訴求しやすいデザインを模索していきたいので、新しい提案があってもかまいません。社長が女性で、母親目線の商品づくりをしている会社ですので、そういった部分も表現できるとありがたいですね。

―冷凍食品ということで、素材に関する注意点などはありますか?

川原:特に素材等の指定はありません。ただ冷凍食品ということで、撥水素材のラベルを使いますので、マットな仕上がりは難しいですね。最終的に光沢のあるものに仕上がると思いますので、その点は考慮していただきたいです。それから、90mm×110mmというサイズは工場の自動ラインでラベリングができる大きさです。手貼りでも対応できますので変更も可能ですが、あまり大きくなるとコストがかかりますので、指定のサイズ感を目安として考えていただきたいです。

―よく分かりました。最後に応募される方々へのメッセージをお願いします。

川原:新しいブランドですので、型にとらわれない斬新なアイデアを求めています。自由な発想で、ちょっと棘があったり、突き抜けるようなデザインでかまいません。こういう見方、切り口があったかという驚きがあれば、いっそううれしいです。デザイナーさんそれぞれの色が出ている提案をお待ちしています。どうぞよろしくお願いします。

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―ありがとうございました。