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鹿児島ユナイテッドFC担当者インタビュー

鹿児島ユナイテッドFC担当者

「鹿児島をもっとひとつに。」をスローガンに、Jリーグ入りを目指し日々戦っているサッカークラブ「鹿児島ユナイテッドFC」。来シーズンからのJ3参入を踏まえ、同クラブのマスコットキャラクターの公募が今回の課題。鹿児島郊外の緑鮮やかな芝生の練習場で代表の徳重剛さんにクラブのことや課題テーマ等についてうかがった。

―よろしくお願いします。では、まずはじめに、鹿児島ユナイテッドFCの紹介をお願いします。

徳重:はい。私たちは「ヴォルカ鹿児島」と「FC KAGOSHIMA」が統合し、2014シーズンから「鹿児島ユナイテッドFC」として活動しているサッカークラブになります。鹿児島は、高校サッカーが強かったり、日本代表クラスの選手を輩出したり、昔からサッカーは市民にとってもすごく身近なスポーツなのに何故Jリーグのクラブが無いんだろうと言われていました。そこで、鹿児島にJリーグクラブを誕生させようと、いろいろな人々が協力しスタートをしたのがはじまりです。

―なるほど。

徳重:ただ、Jリーグを目指し、J3、J2、J1という目標はありますが、それが全てではなく、「鹿児島をもっとひとつに。」のスローガンをかかげ、スポーツで鹿児島を盛り上げることを目指してがんばっています。ぼくたちのクラブがあることで皆さんが元気になってくれたり、ユナイテッドを家族で一緒に応援することで家族の絆が深まったり、お爺ちゃんとお孫さんが一緒に試合を観ることで世代を超えた絆が生まれたり。そんな理想をかかげて前に進んで行きたいと思っています。

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―ありがとうございます。さて、そんな「鹿児島ユナイテッドFC」のマスコットキャラクターのデザインが今回のアワードの課題となったわけですが、ご参加いただいた理由はどのへんにありますか?

徳重:はい。まずは、もちろん「Jリーグが見えてきた」というタイミングがあります。それが今かなと。あと、これは僕が常日頃考えていることなんですが、ユナイテッドと皆さんとの接点を何個作れるだろうかということがあります。たとえば、サッカーの試合を観ることが好きな人はそこがユナイテッドとその人の接点になります。サッカースクールの生徒さんや親御さんは、そこがユナイテッドとの接点です。街頭でチラシを配る、これも街の皆さんと配布している選手やスタッフとの接点になります。そうやっていろいろなクラブとのつながりを作っていく中で、マスコットキャラクターの存在というのも大きなクラブとの接点になるかなと思ったんです。

―なるほど。そうですよね。サッカーはあまり知らないけれど、マスコットが好きだからユナイテッドの試合を観に来るようになったとかは、これからあるかもしれませんよね。

徳重:そう思います。その接点を作るという意味でも、かごしまデザインアワードへの参加はグッドタイミングでした。もともと、ユナイテッドのマスコットはみんなで作っていきたいという思いがあったんです。アワードの課題ならば、鹿児島のサポーターの皆さんはもちろんのこと、いままでユナイテッドを知らなかった全国の方からも応募が来ますよね。みんなでマスコットを作っていくという接点をまたひとつ作ることができました。

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―なるほど。

徳重:そして、みんなで作ったマスコットにストーリーができ、歴史ができ、そのマスコットを好きになったり、マスコットのグッズを買ったり、マスコットと一緒にクラブを応援したり。そんな接点からクラブを愛してくれる人が1人でも多くなってくれるとうれしいと思っています。

―ありがとうございます。では、そのマスコットについて少し突っ込んでお聞きしていきたいと思います。どういうマスコットを望まれますか?

徳重:そうですね。まずは、あたり前かも知れませんが、愛されるキャラクターであることは重要だと思います。老若男女に愛されること。憎たらしいキャラクターがいてもいいかもしれませんが、それはあくまでも愛されるキャラがいて、ライバルにそういうキャラがいる設定とかならば良いかもしれません。あとは、鹿児島ユナイテッドFCらしさは無いとダメでしょうね。「鹿児島らしさ」ではなく「ユナイテッドらしさ」。ここは難しいところかもしれません。

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―難しいですね。

徳重:はい。マスコット自体は「鹿児島生まれ」という設定は必要だと思っています。ただ、いわゆる「鹿児島らしさ」だけをストレートに表現する必要は無いかなと思っているんです。このへんは、鹿児島に関連する他のキャラクターやマスコット、他のプロスポーツのマスコットなどを参考にしていただき、「ユナイテッドらしさ」を考えていただければと思っています。

―なるほど。他にマスコットへの要望はありますか?

徳重:ユナイテッドのユニフォームを着ることが多いと思うので、そこは考えてデザインしてもらえると良いかなと思っています。ユニフォームを着ているデザイン案はひとつは出してほしいですね。また、色についてですが、クラブカラーは白と紺です。ただ、それが例えば顔とか他のところに入っているかどうかは必ずしもマストではないと思っています。あと、マスコットですので着ぐるみが前提です。イベントでPK対決をしてもらったり、かけっこをしてもらったりということもあると思うので、動けるマスコットでないとダメでしょうね。サッカーができたり、踊れたりするといいですね。マスコット100m対決とかのイベントがあったら優勝してほしいです(笑)。

―なるほど。

徳重:あと、先ほど少し話しに出ましたが、マスコットの設定というか背景は考えてほしいですね。家族がいるとか、恋人がいるとか、ライバルがいるとか。何故そういうマスコットなのか、何故そういう名前なのかなどのストーリーは考えて提案をしていただければと思います。

―ありがとうございます。そういえば、1次審査時のユナイテッドさんのゲストとしてサッカーライターの宇都宮徹壱さんがアドバイスされるとお聞きしましたが?

徳重:はい。そうなんです。宇都宮さんとは仲良くさせていただいているのですが、彼はサッカークラブのマスコットにも造詣が深く、今回のマスコットキャラクターの課題の件をお話したところ、是非、一緒に審査に参加したいとのお話をいただきまして、アドバイスしてもらうことになりました。どんなマスコットが応募されてくるか、すごく楽しみにされているとのことです。

―それはすごいですね。では、最後に皆さんへメッセージをいただけますか。

徳重:はい。鹿児島ユナイテッドFCにとって重要なマスコットキャラクターの選定ですので我々もすごく楽しみにしています。皆さんも、ぜひ楽しくこの企画に御参加いただき、クラブと共に成長できるマスコットキャラクターをデザインしていただければと思います。あと、是非、試合会場にお越しください!お待ちしています。

―ありがとうございました。

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