かごしまデザインアワード2015学生部門

テンパラに行きたくなるアイデアを募集します。

鹿児島市在住の学生限定

かごしまデザインアワード2015学生部門 鹿児島市内の学生対象

鹿児島市、中心市街地「天文館」にある映画館「天文館シネマパラダイス」。学生がテンパラに思わず行きたくなる!!そんなアイデア広く募集します。テンパラに行くのがブームになるようなグッドなアイデアを実現しましょう。

■賞品 学生大賞 5万円分の商品券
※副賞 課題企業商品等
優秀賞 1万円分の商品券
■募集内容 ※1次審査はアイデアシートのみ
※2次審査は企画案プレゼンおよび販促物デザイン
■提出物 応募用紙、アイデアシート
■応募方法 応募用紙をダウンロード(もしくは学校の先生が配布)し、必須事項を記入の上、アイデアシートを添えて各学校の担当先生へ提出。
■選考方法 「かごしまデザインアワード審査会」を設置し、同会にて選考します。
[審査員:赤瀬浩成氏(メイド・イン・ジャパン・プロジェクト株式会社 代表取締役)、ウジトモコ(ウジパブリシティー代表取締役)、杉山知之(デジタルハリウッド大学学長、工学博士)、丸尾弘志(日経デザイン編集長)](五十音順)
■スケジュール ●第1次選考:提出された応募用紙&アイデアシートにて書類選考
※選考結果は学校を通じ2015年11月20日までに連絡します。
●第1次選考通過者対象集中セミナー:選考通過者を対象に2日間の集中セミナーを開催(希望者のみ)
日時:2015年11月28日、29日(予定)
場所:未定
内容:選考通過アイデアのブラッシュアップおよびプレゼン実習
   販促物のデザイン基礎学習およびデザイン仕様の策定
●第2次選考:プレゼンテーション&販促物デザイン制作物
日時:2016年1月9日(予定)
場所:ソーホーかごしま(予定)
※ゲスト審査員参加予定
※デザイン関係他企業観覧参加予定
※第2次選考結果は学校を通じ2016年1月15日までに連絡します。
●表彰式&最終プレゼン:最終プレゼンをし学生部門大賞を決定します。
日時:2016年1月22日(予定)
場所:未定
■参加資格 鹿児島市在住の学生または市内学校へ通学するもの(高校生以上)。個人やグループ、年齢、性別、国籍は不問(応募点数の制限なし)。作品は国内外未発表のものに限る。
審査結果
■学生大賞

受賞者

鹿児島情報高等学校
情報eプレップ1年チーム

作品名

「POP☆STEP☆JUMP」
■優秀賞

受賞者

鹿児島県立短期大学
teamPARADOL

作品名

「テンパラのプリンス、プリンセスを探せ!」

受賞者

鹿児島情報高等学校
Fiveチーム

作品名

「After School Paradise」
■奨励賞

受賞者

鹿児島情報高等学校
畠中玲奈 さん

作品名

「ポップコーンであらすじ」

受賞者

鹿児島国際大学
兼子ゼミ2年生

作品名

「一人映画が出来る映画館」をコンセプトにしたリーフレット」

天文館シネマパラダイス 担当者インタビュー

さつま無双株式会社 担当者

鹿児島最大の繁華街「天文館」。その天文館の中に7つのシアターを持つシネコン「天文館シネマパラダイス」、通称「テンパラ」がある。人気作品からアート系の作品まで、昔の映画館街の香りを残したシネコンとして2012年に誕生した。そのテンパラに学生が行きたくなるアイデアの公募が今回の課題。ポップコーンの香り漂い、映画を心待ちにする人たちが行きかうロビーにて天文館シネマパラダイス支配人の柳田弘志さんに映画館のことや課題テーマ等についてうかがった。

よろしくお願いします。では、まずはじめに、天文館シネマパラダイスの紹介をお願いします。

柳田:はい。私たち「天文館シネマパラダイス」は、鹿児島の中心街である天文館に、映画館を復活させようと商店街の方々が中心となり2012年にオープンした映画館です。規模としては7スクリーンあるシネコンになります。

―ありがとうございます。施設の特徴などはありますか?

柳田:はい。街中の映画館ということもありインテリアや内装はシックな感じに仕上げてもらいました。また、施設内随所にある格子柄は鹿児島の特産品でもある「薩摩切子」をイメージして作っています。また、ネーミングやロゴマークなどは全て公募で選んだものになります。

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―なるほど。では、それを踏まえ、今回、学生向けの課題として御参加いただいた経緯や背景などをご説明いただけますか。

柳田:はい。今回は「テンパラに行きたくなるアイデアを募集します」という課題をお願いしました。昨今の映画館事情を話しますと、映画をテレビやレンタルなどで観る人が多くなり、映画館に足を運んでくださる方は減少傾向にあります。なかでも、高校生や大学生、専門学校生などの学生さんは、一部、邦画などを観るために映画館へ来ていただくことはありますが、全体的には映画館離れが進んでいると思います。そこで、その、若い人、学生さんたちにテンパラに来ていただくためにはどうすればよいか?ということを課題にし、みなさんからアイデアを募りたいと思った次第です。

―ありがとうございます。先ほど、邦画などジャンルの話が出ましたがもう少し詳しくお話いただけますか。

柳田:はい。うちの映画館では、邦画や洋画の一般的なシネコンでかかるようなメジャーな人気作品はもちろんですが、いままで、鹿児島で観ることができなかった単館系の作品やアート系の作品も数多く上映しています。最近の若い方のお話を聞いたりしていると、映画は観るけど恋愛系コミック原作物やテレビのシリーズものの邦画が中心で、観ている作品がすごく限られているなあと感じるんです。そこで、私たちとしては、学生の皆さんにこそアート系や単館系などにも素晴らしい作品がいっぱいあるので、そちらも観ていただき、若いときにそういう刺激や文化を感じていただけたら嬉しいなあと思っています。

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―なるほど。

柳田:邦画が悪いと言っているわけではなくてですね、いろんなジャンルのいろんな映画にも触れてほしいなあと思っているということですね。表現が違うかもしれませんが、映画の楽しみ方には、背伸びしてみるみたいなこともあったりするかと思っています。大人志向の映画を見てみるみたいなことだと思うのですが、そういう体験を学生さんたちにもしてもらえたらと思っています。

―ありがとうございます。あと、最近は洋画も字幕ではなく吹替えが人気だと聞いたことがあるのですが。

柳田:はい。これは若い人に限らないのかもしれませんが吹替え版のほうが人気ですね。ただ、テンパラではスクリーン数の関係上ということもありますが、俳優さんの生の声を味わうというのも映画の魅力のひとつではないかなと思いまして字幕版を多く流すようにつとめています。これもテンパラの一つの特徴になるかもしれませんね。

―なるほど。ありがとうございます。

柳田:今回の課題の趣旨としては、そういうテンパラの特徴である上映作品のジャンルや内容などは変えずに、そのほかのアイデアで学生さんたちが行きたくなるテンパラを考えてもらえればと思っています。また、テンパラの特徴ということで補足すると、天文館との共存があります。セラ602という駐車場から雨や灰に濡れなくて映画館まで来れますし、映画を観ていただければ4時間まで無料です。アーケードで天文館の街とつながっているので、テンパラの半券を持って天文館を回遊して食事などしていただくと特典もつきます。(現在100軒ほど提携)。ただ、そもそも、この天文館の街自体の若者離れが進んでいる現状があります。そこも今回のアイデア出しのポイントでもあるかもしれません。

―確かに。昔は鹿児島の街と言えば天文館というのが当たり前だったですが、今は中央駅前含め繁華街が増えています。

柳田:そうなんです。10年前の学生達は天文館しか集まるところがなかったんですが、いまはそうではありません。そういう状況もあり、天文館の商店街自体が若い人への訴求力が下がっているんだと思います。

―なるほど。

柳田:でも、もともと商店街というのは、路地裏文化であったり、街歩きの楽しみであったり、映画だけではなく、回遊することで楽しむということができるところであったと思います。そういうことも踏まえ、もう一度、天文館という街を若い人に見なおしてもらうというか、学生さんたちが天文館へ足を運んでみたくなるようなそんなアイデアを加味してもらうのも良いのかと思います。

―ありがとうございます。最後に応募してくださる皆さんへメッセージをお願いします。

柳田:映画というのは非常に間口の広い総合芸術作品だと思っています。食わず嫌いではないですが、観らず嫌いをなくしていろんな映画に触れてもらえれば、もっと楽しめるのではないかと思っています。そして数ある映画館の中でテンパラは独自の色を出していこうと思っています。そんなテンパラをより身近に感じてもらえるような目から鱗のようなアイデアを出してもらえると嬉しいです。

―ありがとうございました。

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