FUKU+RE 担当者インタビュー

鹿児島市役所のすぐ近く、古ビルをリノベーションしたおしゃれな店内。鹿児島の郷土菓子でもある「ふくれ菓子」を、伝統的な手法や素材を活かしつつ新しい菓子として世にだしているFUKU+RE(フクレ)。そのFUKU+RE直営のカフェで、代表の新保美香さんに、今回のアワードの課題テーマ等についてうかがった。(以下敬称略)

FUKU+RE 新保美香さん

FUKU+RE 新保美香さん

–よろしくお願いします。おしゃれなお店ですね。

新保 ありがとうございます。このお店は、地元鹿児島の食文化や食材をお菓子を通して次世代や県内外に伝えていこうと思い2009年に営業を始めました。東京やフランスで食に携わった仕事をしていたんですが、鹿児島に戻ったとき、この鹿児島のものをもっと伝えていきたい、伝えていかなきゃいけないとすごく思ったんですね。ですので、商品やメニューには、できるだけ地元のものを使っていますし、商品自体の製法なども伝統的なものを反映させて、ものづくりをしているつもりです。これからも、県外や海外に引けを取らないような商品や店作りをしていきたいと思っています。

–ありがとうございます。そんな御社が、今回のアワードに御参加していただいた理由はどのへんにありますか?

新保 ものづくりにおいて、デザインってすごく重要だと思うんですね。弊社では、いままで内製でパッケージデザインなどもつくっていたんですが、今回のアワードをとおし、外のデザイナーさんの目線や意見を得られるチャンスだと思い参加させていただきました。あと、県外の方からも応募があるとのことで、それも魅力ですね。もしかしたら、県内外のデザイン性の違いとかがあるのかもと思ったりして、そこも期待していたりします。

–なるほど。商品はハーブティになりますよね?

新保 はい、ハーブティです。今回のこのハーブティはうちの新商品になります。うちの商品は結構ギフト需要が多いんです。ですので、前々から、お菓子とお茶をセットにした商品がほしいと思っていたんですよ。あと、鹿児島はお茶の生産地ということもあり、是非、お茶を扱ってみたかったんです。鹿児島産の有機茶をを生かしつつハーブティにして、自然、ネイチャー、ナチュラル、癒しなどをテーマにした商品にしていきたいと思っています。

–デザイン的には、現在販売している商品との相性も重要ですか?

新保 そうですね。もちろん、現在販売している商品とのセットがいいなと思っていますので、店頭に並べたり、ギフトで贈ったときに相性がよいデザインが良いとは思っています。

–御社の商品デザインのコンセプトとかはどういった感じですか?

新保 はい。たとえば、女の子が購入したり、もらったりしたときに、とっておきたくなるデザインというのは重要だと思っています。手にとったときに「わー、素敵」「かわいい」とかって言ってもらえるものがいいですね。あとは、自然素材的な質感とかもイメージとしては大事かなと思っています。

–ありがとうございます。今回のデザイン制作にあたり意識してほしいことってありますか?

新保 そうですね、基本、いろいろと楽しいデザインを考えてほしいと思っていますが、商品化のことを考えて、ある程度「コスト」は意識してデザインしてほしいとは思っています。素材、大きさ、印刷等、言えばきりがないですが、低コストでよいものが一番いいですね。
あと、サイズ感なんかはお菓子と並べたときに違和感ないことも必要ですね。ホームページや店頭でお菓子のサイズとかは確認してもらえればありがたいです。ハーブティということもあるので、癒しとか安眠、リフレッシュなどそういうイメージも重要だと思います。
細かいところだと、タグに仕掛けなんかをいれてもらえると面白いかなとも思っています。

–最後にデザイナーさんへメッセージをお願いします。

新保 はい。個人的には、古いヨーロッパ調のものが好きなのでそういうデザインだとうれしいかもです(笑)。と、いうのも、元々、鹿児島がヨーロッパとつながっていたという歴史もあったりするので、そういうモチーフとかデザインとかが取り入れられたらいいなあと思っています。とはいえ、鹿児島をパッケージに盛り込んではほしいですが、民芸てきなものはあまり好ましくないかなとも思ったりしています。いろいろと制限はあるかもですが、是非、楽しい発想で、なおかつ何かデザインに歴史や秘密やストーリーがあるようなデザインを期待しています。

–ありがとうございました。

FUKU+RE


http://www.fukure.com/