MBC開発 担当者インタビュー

鹿児島の総合商社であるMBC開発株式会社。その中の、女性だけの商品開発チーム「M-Labo」(エムラボ)。女性社員が女性目線、消費者目線で、「今自分が欲しいものをカタチにしたい」という想いから誕生したブランドという。そのエムラボの開発責任者である、MBC開発株式会社企画事業本部商品流通部 鎌田香さんに、今回のアワードの課題テーマ等についてうかがった。(以下敬称略)

MBC開発 鎌田香さん

MBC開発 鎌田香さん

–よろしくお願いします。まずMBC開発さんがエムラボを始めたきっかけをお聞かせ願います。

鎌田 はい。弊社では、元々、「かごしま壱番館」という鹿児島の特産品をあつかうサイトを運営していまして、そのサイトのターゲットの購買層が女性だったこともあり、商品に対して社内の女性社員でご意見番やコメントなどをしていたんですね。その流れの中で、せっかくだから自社商品を作りたいよね!という話になったんです。そこで、かごしま壱番館の御意見番などをしていた女性社員達が商品開発チームになったというのがエムラボのはじまりになります。

–なるほど。女性をターゲットに、女性の意見を聞きながら商品開発をするチームなんですね?

鎌田 そうですね。私たちがターゲットにしているのは「働く女性」や「家事をがんばる女性」なんです。ですので、自分達も含め、さまざまな女性の意見をお聞きして反映させていくことが重要ではないかなと思っています。まだ4年目のチームですが、これまでに、レモングラスや黒豚の商品など食品で5種類、ハンドクリームなどコスメで5種類の開発をしてきました。10月12日にやっとエムラボのコスメブランドriche-リッシュ-からレモングラスのスキンケアシリーズを発売することができました。

–そうなんですね。評判とかはどうですか?

鎌田 はい。ハンドクリームは2013 かごしまの新特産品コンクールで県知事賞を頂いて、ありがたいことにご好評いただいております。ハンドクリームってべたついたりするじゃないですか。今回の商品は、働く女性のために、べたつきが少ない使用感だったり、癒される香りにしたり、細部にこだわって開発をしました。

–ありがとうございます。さて、今回の課題テーマにいただいたものは「出汁パック」ということですが。

鎌田 はい。大手メーカーさんなども出されていると思いますが、出汁がスティック状のパックなどにはいっている商品になります。1回使い切りのタイプですね。商品自体は鹿児島県枕崎産の本枯節をベースにした出汁になります。スティック状なので、「簡単!オイシイ!」をコンセプトに、冷蔵庫の扉ポケットなどに保存ができて、あまり邪魔にならず、忙しい主婦の方でも手軽に使えるものを目指しています。簡単に使える出汁というと、いろいろ出ているとは思うのですが、意外とその出汁を使った後に味付けを調整しないといけないものが多いんです。ですから、弊社の今回の商品は、忙しい女性のために、美味しくて顆粒状のスティックタイプで、この商品だけで出汁+調味料として使えるものを目指しています。

–すごいですね。応募作品のデザインには、どんなデザインを期待していますか?

鎌田 そうですね。商品ですので、もちろん実現可能なデザインであることは重要だとは思うのですが、逆に、ある程度、冒険してもらったデザインを作っていただいても面白いかなとも思っています。通常弊社では商品デザインは社内で行っています。ですので、今回は、外部のデザイナーさんの意見を聞いてみたい、刺激がほしい、というところが狙いにもなっています。また、商品ターゲットは基本、女性ですが、最近は料理をする男性も増えてきていますので、そういう目線でデザインを考えてもらうのも良いと思います。

–最後にデザイナーさんへメッセージをお願いします。

鎌田 はい。取り出しやすいパッケージということを前提にしていますが、個人的にはいろいろなアイデアでデザインをだしてもらえたらと思っています。もちろん、商品化時の予算の関係もあるので、実現可能な範囲でという制約はつきますが・・・。ただ、できる限り、自由な発想で色や形などもデザインをしてもらえればすごくうれしいです。とても楽しみにしております。

–ありがとうございました。

M-Labo(エムラボ)


http://www.m-labo.net/